特別対談「鬼滅の刃」編「煉獄杏寿郎の生き様」 – 第1回 煉獄杏寿郎の才能~天才とは魂のプログラムだった?~その2

特別対談「鬼滅の刃」編「煉獄杏寿郎の生き様」
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のビジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

今までの話を振り返ると、天才というのはこれまで偶発的なものだって思われてきたけれども、背景には論理的に説明できる構造があるということですね。

だって人類史における天才のポジションというのはね、人間の文明のためにどうしてもその人がそこにいないと次の文明が開花しないという所にちゃんと天才は存在しているの。

その人がいなかったらこれが成り立たなかったとかいう話ではなくて、人類史を先に進ませるために、その人がそのポジションに精神世界の働きによって置かれたということですね。

そうです。それが、とりあえず名前がベートーヴェンだった、ジャンルが音楽だった。とりあえず名前がバッハだった。別の人でもいいのだけれど、天才として人間世界に次の文明のための知識を、精神世界から伝達する係の人が必ずいたの。

それがたまたまモーツァルトとかベートーヴェンだったというだけで、ひょっとしたら別の人もいたかも知れないけれど、それが今回はモーツァルトやベートーヴェンだったという見方はできるのでしょうか。

そういう見方はできないよ。それはifの世界になって、タイムマシンの世界になってしまうからね。

歴史はいつもひとつだけ、ということですね。

そのうち精神世界、精神界のことがわかるようになったら気付くと思うけど、不思議なことなのだけど、その手の天才級の魂というのは精神界では存続しているのよ。普通の人間の魂とははっきり言って格が違う。限りなく神様に近いの。

そういう魂を生まれ持った人がいるのですね。今も存続しているんだ?

必要に応じて誰かに乗り移るようなこともあると思うよ。

乗り移るということは、その瞬間にだけ何か宿るものがある?

それが神がかるっていうことなのかな…?

「神がかる」んだけれど、例えばベートーヴェンの交響曲を弾いているときに宿るのは神ではなくてベートーヴェンのどこかに存在しているある種の精神的エネルギーが人に宿るということなの。

なるほど。精神学の知識をベースにすれば、誰もが自分の精神性と魂のレベルを高めて、自分の問題も解決して、才能を活かして生きられるようになるということですね。

ということにもなると思うよ。例えば武術の話でいくと、武術の達人の所には、例えばその武術の総家の何者かが宿るかも知れない。だって免許皆伝というのはそういうことだから。私ができたことはお前もできるということだからね。

免許皆伝になった人は、そこからまた更に開祖以上の武術を作っていくことができる人になるわけですね。そういえば、武術の一門と似たようなヒエラルキーになっているものに宗教なんかがありますけど、宗教の場合は開祖が頂点で、それ以上の場所に行く発想がないですね。

確かに、宗教は開祖以上の能力を持った人の出現を認めないですね。それを超えるシステムが既に日本はあってそれが免許皆伝だということですね。

そうそう、そういうことなの。

だとしたら、宗教の方が免許皆伝のシステムを取り入れるべきじゃ?

そこはね、免許皆伝になるシステムが、例えばキリスト教だったら神父様になりましょうというシステムだったからおかしなことになっているの。

それはおかしいですね、免許皆伝の結果がキリストレベルになる、だったらまだ分かりますけれど。

だから例えばこれから起こる話で言うとね、キリスト教圏、特にアメリカで起きることはね、人がキリストから「私はあなたです」と啓示をもらって、神人一体のものとして行動することになった時に、神の代理人としての法王もいらないし、神父も牧師もいらないということに人々が気が付くということなの。

宗教においても、自分ひとりで突き詰めればきちんと至れる場所がある…。

日本はラッキーですね、そんな精神文化が古くからあったなんて。

神と人が交流するための様々な場所が用意されていて、神社仏閣も残っているしお山に行けば神様がいる。これほどありがたい土壌は無いので、神様に出会いたい人たちはやがて日本に巡礼に来るようになります。例えば私の魂のルーツは白山に違い無い、と思ったら、その人は絶対に白山神社に来るのだよ。というのが、日本に置かれているある種のプログラムです。

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