対談シリーズ「日本を支配する悪魔と悪魔のくびきのその先へ」その10

対談
「最終知識」精神学を学ぶ人の道案内

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子育てに悩んでいる親御さんのためにどうしてあげたらいいですか?

そのために日本は、伝統的に、お宮参りをするわけです。なんでお宮参りするの?例えば、平安時代に仏教が入ってきてからだけどさ、子供が健やかに育つために捨て子にして拾ってくるというのをやっていたのはなんでなの?

そんなことをしていたのですか?!

そうだよ。例えば私がAという町に住んでいます。かわいい子供でした。健やかに育って欲しいなと思って、Bという町角に捨ててきてと誰かに頼んで、また別の人にあの子を拾ってきてと頼んで。そういうことをやっていたのです。意味がわからないでしょ?

はい。意味が分かりません。

要するに捨て子の方がよく育つという神話があった時代には、そういうことをしていたの。

験担ぎみたいなものですか?

そうです。ただ、そのルーツって、例えば聖書でいえばモーゼは川に流されたのをエジプトの王女様に拾ってもらって育ったでしょ。そういうルーツがあるの。要するに「神から授けられた子供」というルーツなの。

お宮参りもそういうことなのですか?

そうです。お宮参りは、神様の預かりものとしてこの子を育てますからよろしくというものなのです。お宮参りに行った神様の子供をうちの夫婦が授かりました、というものなの。その子は、父親と母親の子である前に神様の子なの。その時に、神様と契約するのです。神様の子を授けて頂いたので、人の親としてこの子を立派にお育てしますって。今の親にそれを聞きたいの。誰の子供をあなたは作ったの?って。

自分の子供なの?神様の子供なの?という話ですか。

今お宮参りに行って、「私たち家族が幸せになりまように」ってお祈りしていると思うのですが本来は違うのですね。「私たち家族は、あなたからの預かりものを大切にお育てします」って宣誓しにいくものなのですね。

それを契約というのです。

今のお宮参りで契約なんて結ばれているのですか?そんなこと考えてお参りしている人がいるのかな……

今は考えられていないと思いますけど、本来はそういうものだったのです。

七五三の文化は残っていますよね。

うん。七歳までは神のうちだからだよ。3歳までは無事に育ちました。5歳までも無事に育ちました。7歳まで無事に育ちました。これにて、この子は一般社会にデビューします。

成長の過程を神様にご報告しにいくのですね。

そうだよ。

そういう儀式なんだ!

7歳で精神学的な意味での「人の子」になったら凄いですね。

昔はそうだったはずだよ。だから元服って15歳でしょ。武家でいくならば7歳から家庭教育が始まるの。そこに座りなさい、今日は論語ですとかね。これと同時に刀や槍や弓や武道の訓練も始まるの。その教育期間は7年か8年しかないのよ。

今の小学校教育くらいですね。

それで充分なんだ。

そう。それで充分なんだよ。だから今の大学生みたいにさ、読み書きもできないのに22年間も何に無駄な時間を費やしてきたの?って誰かが問うてあげないといけない。人間の寿命が長くなっているから、それはそれでいいんだけどね。昔の寿命は50年だったからね。

人間の寿命は長くなっても、人間が頭が働く期間はそんなに変わっていないのではないですか?

そうです。

だから、世のために働こうと思っても、社会に出て20年くらいしかしっかり働けないと思うのですよね。

頭が働くのは、はっきり言って20年です。だから伊勢の式年遷宮は20年なんです。伊勢のアタテラス様は18歳から38歳の年齢の存在なの。0歳にもならないし90歳にもならないの。その30年を繰り返しているだけなの。

一番人間でも頭が働く時ですね。

そう。一番美しくて、活躍できる状態のものを新たにしていくというのが日本の伝統文化です。だから、そのためにわざわざ腐る材料で作っているの。

人間の世界も20年で交代しないとダメなのですね、きっと。

原理的にはそうだと思いますよ。

次回は12月3日更新予定。お楽しみに!

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