先週までは漫画「鬼滅の刃」の特別企画をお送りしましたが、今回からは新シリーズが始まります。
教育をテーマに若者たちと会長が忌憚なくわちゃわちゃ語ります! インタビューメンバーはいつもの私と星白さんに加えて…
こ、このアイコンは…!!(汗)
ゲストとして、学歴社会のステレオタイプな秀才を一名呼んでいます。即席成績デコボコトリオで、現代の教育を精神学的な視点で語っていきますよ〜
本題の前にちょっと自己紹介
今日は偏差値が高い人がいるから、偏差値、教育の話をします!(どどん!)
偏差値……(苦笑)
では、まず3人の学歴紹介からどうぞ。
まず、東大ボーイ・Sさん! 彼は、大学の学部から博士課程まで東京大学の工学部出身で、中学高校も東京の超エリート進学校出身です。今は研究機関で技術者をしています。
大体そんな感じです。
星白さんは同志社大学出身で、新卒ではITエンジニアになって、今は漫画家をしています。
私は東海大学の法学部出身で、その後奇跡的に、エリートしかいないような研究機関に入社して、今は企画、戦略立案、国際調整関係の業務を担当しています(私が三流大学から超一流企業に入れた話はまた別の企画でやりますね!)。偏差値だけを見るとすごいいいバランスの3人がいますよね。
いいバランス……そうだね(笑)
星白さんの弁護をしておくとさ、あの人は京都大学に行きたかったけど行けなかった人。
ぶふぅ。
弁護なのですか、それは…(笑)
事あるごとにいじられている(笑)
元々は、京都大学を受けたけど落ちた人なのですけど。結構、同志社大学とは縁があったみたいで。ちょっと枝道に逸れますと、京都大学を受験したその日の夜に同志社大学の門をくぐる夢を見まして、私はこっちなのだと確信しました(笑)
予知夢だね。
何を勉強していたのですか?
主に統計学でしょうか。文化情報学部という、文化を統計的に解析できる何らかの数値情報に定義・抽出して分析するという、そんな感じの学部にいました。
具体的に言えば、例えば、京都の提灯職人さんが提灯の和紙を貼るのりをムラなく綺麗に塗るには、熟練の技術と経験が必要なんですが、三次元空間において職人さんの手元に特徴的な動きがないかとか、そういった無形文化財的な動きやものをいろいろな方法で数値的に計測するんです。そこからなにか特徴がないかを統計学的に分析する。
学部ではテキストマイニングとかディープラーニングなど、近年のAIに使われている技術・学習モデルを使って研究したり、それに必要なプログラミングを学んだりしていて、その流れでITエンジニアになりました。
今は漫画家をしています、大転職!
と、いう学歴というか、経歴を持っていますね。
いざ本題
では、本題に行きましょう。「偏差値」とは何だと思いますか?
これは個人的偏見ですが、偏差値っていらぬ執着というか、いさかいを生んでいるような気がするんですよね…。
その一番トップにいた東大出身者からするとどうなの?
偏差値は別に気にしないからな……。
わざわざ数値化して自分の位置を示す必要ってあるか疑問だった。
偏差値ってそもそもなんなのでしょうか?
それは統計上の数字だよ。それ以上でもそれ以下でもないよ。
ハハハハハハ。あのね、統計学上の数字以上に、偏差値と才能とは何の関係も無いの!(笑)
ああ、確かに…。(我が身を振り返りながら)
教育というのは、当然どの教育も大なり小なりそうだけれども、その時々の国家の何かしらの思想、イデオロギーに基づいて教育がなされていると思います。今の日本だったら、どちらかというと政治的には左側の、戦後民主主義のようなイデオロギーに基づく教育がなされていると思いますが。
戦後GHQによって制定された「教科書検閲の基準」の影響によって、愛国心に繋がる用語や日本の起源等は教科書に記載できなくなったと聞いたこともあります。
その教育のベースになっているイデオロギーが見事にはまる人とはまらない人がいて、はまらない人は勉強ができない人になるのですかね?
例えば、南京大虐殺のような偽史教育を真に受けて、心を病んでしまうような子がいます。その一方で、その影響を受けずに淡々と勉強ができるようになる子もいます。その差は何なのでしょうか。
その差はね、はっきり言って先生だと思うよ。熱心な活動家のような先生が、南京大虐殺がどうのこうのと言い続ける時に、その精神的なエネルギーが子供に移るんだよ。それがね、洗脳の第一歩になる。
で、東大ボーイのような中学高校がエリートの所の先生はね、そこまで子供へのエネルギーの影響が酷くないの。教科書の内容が偏向していても、先生が活動家じゃないのよ。
あぁ、なるほど。
だから、勉強ができる進学校の子供たちにはそういうエネルギーの投入が無いの。だからさらっとその影響をすり抜けられるのだけれどね。変な話だけれど、朝鮮半島や中国大陸で子供の頃から徹底的な反日教育をやるじゃない。
で、日本に来るまで日本憎しだった中国や韓国の人が日本に来てしばらく住んでいるうちに、「あれ、なんか違うな」って徐々に洗脳が解けていくでしょ。でも来るまでは、鬼が住んでいる日本列島だと信じて来るわけよ。「うちのご先祖様はみんなこいつらに殺されたんだ!」と思って来るわけよ。それって教育の効果でしょ? その洗脳が解けるのには時間がかかるの。たまに解けない人もいるけれどね。
真実でないことを頭の中に構築された人間の頭の中は、馬鹿になる、っていうのが精神学の基本姿勢なの。嘘を刷り込まれると人間は馬鹿になる。真実を探求する意欲が無くなるの。
なるほど、分かりやすいですね。馬鹿になるというのは、嘘を教えられると真実を探求する意欲が無くなるということなのですね。とすると戦前の教育というのは、今のように反日教育を行っていなかったので、日本中に天才が溢れていたということになりますね?
うん。戦前の教育は一応、良いか悪いかは別にして神話をきちんと教えていたの。
戦前の教育の出発点は、「日本は天皇制の国でこの国のルーツは神様世界です」と、「天皇家のご先祖様は神様なので、人民も神様世界の子孫なんだよ」という所が出発点だったので、性善説に基づいた教育でもよかったの。
ふむ。
だって神様世界は性善説だから。で、戦後の教育は性善説を完全に否定した上で、「戦後の我が国は侵略者でありました」という反日姿勢で歴史観がスタートした上で、更に「神様とはこの国とか関係ありません」というのがポリシーでしょ。無神論教育だよね。
そうですね。
それで、日本人の善良さがどう変わったのかというのは、この75年の歴史を見たら分かる。マイナス面しか残らなかったの。海外の国から、騙されやすい、盗まれ続ける、やられたい放題。正当な日本人はどんどん貧しくなる。なんで?
(全員、うーんとしばらく考えてみる)
世界の悪意が分からなかったから…とか?
悪が分からなかったのもそうなのだけれどね。一番肝心な魂の話をさっきしていたのだけれど、昔の日本人にはいつでもお天道様が見てらっしゃるよという素朴な感覚があったの。なぜそんな素朴な感覚になれるかというと、どこにも神社仏閣があって、鎮守の森があって。ご先祖様にも手を合わせるけれど、神様にも手を合わせるというのが連綿と続いてきた環境の中で育ってきた訳じゃない。今もその環境だけは残っているんだけれど、魂は無いというのが無神論でしょ。
???
「魂の不滅というのは宗教の世界の話なのでそれは関係ありません、そんなものを教えてはいけません」というのが今の教育理念だよね。なので、無神論の教育だと、人間には魂は無いのよ。単なる物質があって、意識があって、心という正体不明なものがあるかもしれないけれど、死んだら終わりって。そしたらお天道様が見てらっしゃるもなければ、ご先祖様が守ってくださるもないのよ。
無神論をベースにすると、生きている間に良い行いをしても何も良いことはないですもんね。死んだら終わりなので。
そう。それで性善説の文化だけ残ったの。
お人よし文化だけ残った。
そんなもん、騙されまくる! 当然じゃない。
騙されまくって、盗まれまくって……それでもまだお人よしな日本人とは…
それほど教育っていうのは罪深いんだと思うよ。
それは、世界が邪悪だと教えなかったから、ですか?
世界が邪悪だとは教えなくてもいいのだけれどさ、せめて魂はあるよって教えるべきなのだよ。